麻疹、ムンプス、風疹、水痘の免疫獲得の判断基準
- 麻疹、ムンプス、風疹、水痘の免疫確認実施状況
- 麻疹、ムンプス、風疹、水痘の免疫獲得の判断基準
- 麻疹、ムンプス、風疹、水痘に対する免疫が不十分な学生のワクチン接種
- 麻疹、ムンプス、風疹、水痘の抗体検査・ワクチン接種にかかる費用負担
- B型肝炎の免疫確認実施状況
- B型肝炎の免疫獲得の判断基準
- B型肝炎に対する免疫が不十分な学生のワクチン接種
- B型肝炎の抗体検査・ワクチン接種にかかる費用負担
- 学生の抗体検査結果やワクチン接種歴のデータ管理および運用手順の有無
- 抗体検査やワクチン接種に伴う困難
- 抗体検査やワクチン接種に関する実用的な運用手順(マニュアル)の有無
- 実習中の血液曝露に伴うB型肝炎予防体制
- 実習中の血液曝露に伴うHIV予防体制
結果
麻疹、ムンプス、風疹、水痘に対する免疫確認を実施している場合、その判断基準(複数回答可)としているものは、60%弱が「日本環境感染学会の医療関係者のためのワクチンガイドライン第2版が示す基準値を超える」、20%強が「ワクチン接種歴が2回以上ある」である。
しかし、科学的根拠が確立していないために免疫確認の方法として通常推奨されていない「検査会社の規定する陽性値を上回っている」を判断基準としているという回答が40%弱、「1回以上のワクチン接種歴がある」を判断基準としているという回答が20%弱ある(図2)。