申請が多かった感染症の詳細
2017年(平成29年)度共済制度感染見舞金の実績と評価 に戻る
- 1.本制度への加入者数と利用者数
- 2.都道府県別利用状況
- 3.最も多かった申請はインフルエンザ
- 4.申請が多かった感染症の詳細
- 5.インフルエンザと感染性胃腸炎の月別発生状況
- 6.当会におけるインフルエンザと感染性胃腸炎(ノロウイルスなど)の発生状況の比較
- 7.申請者の記録から見た感染症罹患場所
- 8.今後に向けて
申請が多かった感染症のベスト5の詳細を見るとインフルエンザの罹患による見舞金の申請件数が飛び抜けて多く、東京都、大阪府、神奈川県、福岡県、沖縄県、北海道、愛知県、福島県から100件を超える申請がありました。この8都道府県だけで1,110件となっています。
これほど多く発生したインフルエンザであっても一桁しか申請がなかった県は、鳥取県、山形県、群馬県、秋田県、高知県であり、5県で合わせて19件の申請でした。一方、全く申請が無かった都道府県はありませんでした。
全国都道府県別インフルエンザ発生状況(厚生労働省)データと比較しても、決して申請が少なかった県で発生していないということではなく、罹患しても申請がなかったか、あるいは誠に残念ではありますが、本制度が周知されなかったことも考えられます。
また、感染性胃腸炎では、大阪府、福島県、熊本県、東京都、奈良県、福岡県から二けたの申請がありました。マイコプラズマ肺炎、溶連菌感染症、流行性角結膜炎は全体数が少ないことから共済会として特徴的な傾向はつかめませんでした。