Willにご加入の学生さんへ
学生さんからの事故報告について
ここでは、Willにご加入いただいている学生さんに「どのような場所で、どのような事故が、どの程度」発生しているかを、次表のWillの補償項目別に纏めました。より安全な学生生活を送るために、このデータをご参考にしてください。
Willの補償内容
- 1.傷害(ケガ)の補償=ご自身がケガをした場合
- 2.損害賠償責任の補償=第三者の財物や身体に損害を与えた場合
- 3.感染症り患の見舞金補償=ご自身が感染症にり患した場合
- 4.実習中の検査・予防措置の補償=実習中の感染症の検査・予防措置
- 5.実習中の二次感染の補償=ご自身に起因した二次感染が発生した場合
- 6.共済制度によるその他の補償=前項以外で別途定めた事故が発生した場合
学生さんからの事故報告の状況
(事故報告ベース:単位=件)
2023年度の事故発生総数
= 9,978件
年間の事故報告数は、「新型コロナウィルス感染症」の蔓延に大きく左右されています。2020年度は同感染症拡大防止のための行動自粛等により、事故報告も通年を下回りました。しかし、いわゆるオミクロン株の出現により報告件数は大幅に増加し、2023年度も減少はしているものの高止まり状況にあります。
事故別報告件数の年次推移

学生さんからの傷害事故報告の状況
(事故報告ベース:単位=件)
2023年度の傷害事故発生総数
= 2,519件
傷害事故の年次推移は、2020年度の活動自粛を受け大きく減少しました。その後はやや増加してはいるものの、年間約2,500件程度に収まっています。2023年度に傷害事故が発生した時間帯は、体育関連と自転車での移動中が多く、全体の1/3程度を占めています。
学生さんに起因した損害賠償事故の状況
(事故報告ベース:単位=件)
2023年度の損害賠償事故発生総数
= 1,180件
損害賠償事故の年次推移は、年間1,500件を中心にして増減するパターンを繰り返しています。その内訳は2023年度にあるように、圧倒的に対物事故が多いく、中でも、学校や実習先の器具備品や受託物(預かり物)が多くを占めており、より細心に使用することで防げる事故も多いと思われます。ただ、数的には少ないものの、対人事故が発生した場合は示談等による解決に時間を要する事例が多く、充分な注意が求められます。
学生さんに発生した感染症り患の状況
(事故報告ベース:単位=件)
2023年度の感染症り患の発生件数
= 1,180件
2023年度感染症り患内訳
新型コロナ | 25 |
---|---|
インフルエンザ | 5,617 |
感染性胃腸炎 | 105 |
A型溶結性胃腸炎 | 22 |
流行性角結膜炎 | 105 |
マイコプラズマ | 22 |
その他 | 41 |
合計 | 5,843 |
*2023年度から新型コロナウイルス感染見舞金が、入院した場合(通院・自宅待機は対象外)に補償するに変更されました、このため、2023年度の報告件数は、同感染症のり患状況を示すものではありません。
学生さんに発生した検査・予防措置の状況
(事故報告ベース:単位=件)
2023年度の検査・予防措置の発生総数
= 270件
学生さんに起因した二次感染事故の発生状況
(事故報告ベース:単位=件)
2023年度の二次感染事故発生総数
= 23件
二次感染事故の発生件数の年次推移

学生さんに発生した共済制度によるその他の補償の発生状況
(事故報告ベース:単位=件)
2023年度のその他の補償報告件数
= 143件
*2023年度から「共済制度によるその他の補償」の補償内容を変更しました。棒グラフは、変更前のものです。